ディエゴ・ロペスが次なる大一番に向けて意欲を燃やしている。2025年9月13日に予定されているUFCサンアントニオ大会でのメインイベントを狙っていたロペスだが、当初希望していたメキシコのライバル、ヤイル・ロドリゲスとの対戦は実現しそうにない。ロペスによれば、ロドリゲスはこの試合に興味を示しておらず、ロペス自身も「ヤイルが俺との試合を拒否した後、UFCが彼にいきなりタイトル戦を与えるとは思えない」とコメント。ロドリゲスがフェザー級タイトル戦線にすんなり滑り込むことには疑問を呈している。
その一方で、ロペスは「次はモフサル・エフロエフだろう」と予想。エフロエフがアーロン・ピコとの対戦に勝利すれば、10月のアブダビ大会で大きなカードが組まれる可能性が高いと見ている。さらに、ジャック・デラ・マダレナ対イスラム・マカチェフの可能性や、エフロエフがアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと激突する展開も想像している。
ロペスとロドリゲスはSNS上で舌戦を繰り広げているが、ロペスは「ロドリゲスのビデオでの返答は緊張していて説得力がない」とバッサリ。今はUFCが用意するどんな相手でも受ける覚悟で、「ジャン・シルバ、アーノルド・アレン、ランキングにいる全員と戦う準備ができている」と闘志を見せている。
ディエゴ・ロペスは最近、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーとの空位王座決定戦で惜しくも敗れたが、「タイトル再挑戦にはあと一つ大きな勝利が必要」と自覚。どんな強敵でも受けて立つ姿勢は、まさに挑戦者の鑑だ!
フェザー級戦線は混沌としているが、ロペスの情熱と貪欲な姿勢が新たなドラマを生むのは間違いなし。次こそ大舞台での勝利を掴み、再びタイトル戦線に名乗りを上げてほしい!ディエゴ・ロペスの逆襲に、今後も要注目だ!