UFCミドル級の実力者、ボー・ニッカルが格闘技界で前代未聞の“二刀流”に挑戦することが決定した!MMAでの活躍が記憶に新しいニッカルだが、今回新たに「リアル・アメリカン・フリースタイル(RAF)」というレスリング団体と契約。今後はUFCのオクタゴンと、RAFのマットの両方で戦い続けるというから驚きだ。
このRAFは、プロレス界のレジェンドであるハルク・ホーガンを筆頭に、元WCW上級副社長のエリック・ビショフ、さらに名コーチのイジー・マルティネスが立ち上げた新団体。ホーガンは「ボー・ニッカルは世界でもトップクラスのレスラー。彼の加入でRAFは一気にレベルアップする!」と太鼓判を押している。
ボー・ニッカルといえば、ペンシルベニア州立大学でNCAAディビジョンIナショナルチャンピオンに3度も輝いた、まさに“レスリングエリート”。MMA転向後はプロデビュー戦で31秒KO勝利を飾り、ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ(DWCS)でも2試合連続1ラウンドKOでUFC契約を勝ち取った。2019年にはダン・ホッジ・トロフィーも受賞し、UFCでもデビューから4連勝と圧倒的な強さを見せてきた。
しかし、直近のUFCデモイン大会ではレイニア・デ・リダーに敗れ、キャリア初黒星を喫したばかり。それでも、ボー・ニッカルの挑戦は止まらない!MMAとレスリングの両立は決して簡単な道ではないが、彼ならば新たな伝説を作ってくれるはずだ。
「二刀流」のボー・ニッカルが、どこまで格闘技界を揺るがすのか――今後の活躍から目が離せない!挑戦の先に待つのは、勝利か、それともさらなる成長か。ファンとしては全力で応援するのみ!ボー・ニッカル、次なる伝説を見せてくれ!