ケルヴィン・ガステラムは、5月12日にブラジルのリオデジャネイロで開催されるUFC224でジャカレイ・ソウザと対戦します。
ガステラムにとってブラジル以外の選択肢もあったようですが、最終的にはブラジルでジャカレイとの対戦を選択しました。それについてガステラムはメディアデーで記者団に対し次のように語っています。
「UFCは私に2つの選択肢を与えたんだ。1つはチリでの戦い(UFCファイトナイト129)で、もう1つはブラジルでの戦いだ。私はチリに行ったことがあるし、良かったけど、リオの方が少しだけ良いかな。オファーを受けたとき、選択肢を並べて考え、私にとってこれがタイトル挑戦のためにより早いルートだと感じたんだ」
昨年11月のUFC上海で元チャンピオンのマイケル・ビスピンを第1ラウンドノックアウトで勝利してもタイトルに挑戦できなかったガステラムですが、ジャカレイを倒して最終的にはミドル級のタイトルに挑戦しようと考えています。
「出来る限り最高の準備とベストな戦略を立てることができるが、私にはそれをできていると思っている。彼の実力を考えると、私の能力を最大限発揮するための準備をしないとね」
「最終的に私はミドル級タイトルに挑戦するつもりだ。でも私の頭の中にはまだウェルター級のことがあるんだ」
ガステラムがミドル級に戻った理由の一つは、現ウェルター級チャンピオンのタイロン・ウッドリー戦で計量に失敗し、試合にも敗れたことでした。
ガステラムは次の試合で体重を作ることは問題なく、そうすることで以前のリベンジを果たしたいと語っています。
「あの試合は私の心を切り裂いたんだ。体重を作って、きちんとやって、あの試合のリベンジをしたい。自分も含めてたくさんの人たちが見ている中で、私はあの試合に勝つつもりだ」
現在ミドル級ランキング5位のガステラムが、2位のジャカレイに勝利すれば、タイトル挑戦に大きく近づくことになります。
(mmajunkie)