インタビュー・コメント

クリス・ワイドマン「自分はウィテカーと戦うのに値する」

現UFCミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーが、UFC225でヨエル・ロメロに判定で勝利を収めた試合をクリス・ワイドマンは観戦していました。

ワイドマンはアンデウソン・シウバ、リョート・マチダ、ビクトー・ベウフォート、デミアン・マイアなどに勝利してきたものの、ロックホールドやロメロに敗れて3連敗となった後、昨年7月にガステラム戦で勝利を収めました。

ワイドマンはケガにより昨年7月以降は試合をしていませんが、自分のことをウィテカーの次の挑戦者に相応しいと考えているようです。彼は『The MMA Hour』で次のように語っています。

「私にとっては間違いなく、タイトルをかけてウィテカーと戦うことがベストなシナリオだろう。本当に良いマッチアップになるだろうと思う。もしそうなれば、彼をフィニッシュできると確信しているよ」

「私はこの階級で最も称えられた選手であり、アンデウソン・シウバ以降、最も多くタイトルを防衛してきた。でも私は不運に見舞われてきたんだ。キャリア無敗だったが、一つ負けたことで3連敗となってしまった。放心状態だったよ。でも私は自分が必要とする場所に戻ってきたんだ。心を取り戻し、トップコンテンダーのケルヴィン・ガステラムを破った。私は試合を支配していたと思うし、彼をフィニッシュしたんだ。最後の試合で評価されるものだと思うし、私は最後の試合で彼をフィニッシュした。だから自分にタイトルに挑戦する価値があると思うし、実現すればそれは良い試合になるだろうね」

ワイドマンはUFC221、UFC225で続けてタイトルマッチで体重を作れなかったヨエル・ロメロについても言及しています。

「ヨエルが2回続けて体重を作れなかったことは好ましくなかった。それは間違いだったし、プロフェッショナルではないと思ったね。だから私はウィテカーに傾いたんだ。そしてその後私はいろいろな人たちと話したけど、もしウィテカーが勝利すれば、私にとってより良い状況になるとみんな感じていたようだったよ」

ワイドマンはチャンピオンのウィテカーに勝つ自信についても語っています。トレーニングパートナーのスティーブン・トンプソンが大きなモチベーションになるようです。

「ウィテカーは非常にタフで、捕えにくく、バックグラウンドで得た空手スタイルがある。しかし私には素晴らしいトレーニングパートナーがいるんだ。実際に彼をノックアウトしたワンダーボーイがいるからね」

「彼は私の家族の一員だし、それがウィテカーに負けたくないという特別なモチベーションを私に与えてくれる。もし私がそこで彼に負けたら、私は家族に合わせる顔がないだろう?それは間違いなく私のモチベーションになってくれるものなんだ」

「私の手は今素晴らしくなった。この手で壁を打ち抜くことができるように感じるよ。本当に強いんだ。だから私は9月、10月、11月のあたりで行く準備ができている」

ワイドマンは次の試合がタイトルマッチでなかったとしても受け入れると語っています。

「もしタイトルマッチの前に別の試合を戦わなければならなかったとしても、全く問題ないよ。準備はできている。私は自分が世界最高の選手だと思っているから、誰であっても倒さなければならないし、そうやって自分自身を証明しなければならないんだ」

(mmafighting)