今週引退したラシャド・エヴァンスに続き、元UFCチャンピオンのジョニー・ヘンドリックスも現役引退を表明しました。
ヘンドリックスは『MMAjunkie Radio』で、11年間のMMAプロキャリアを終えることを語りました。
「終わったよ。私は引退する。MMAの世界から退くつもりだ。私はこのことについて長い間考えてきた。私はオール・セインツ(学校)でコーチを始めるつもりだ。去年オークリッジで少しだけ高校生の指導をしていたんだ。だから私はオール・セインツに行ってコーチングなどをやり始めるつもりだよ」
ヘンドリックスはプロキャリア26試合で18勝8敗でした。しかし最近6試合では5敗するなど負けがかさんでいました。
2013年11月のUFC167では当時ウェルター級チャンピオンだったジョルジュ・サンピエールに挑戦したものの、判定で敗れました。その後空位となったUFC171では、ロビー・ローラーに判定で勝利し、タイトルを獲得しました。
ヘンドリックスは自身がどれだけのことを成し遂げてきたのかを、ファンとの会話で改めて認識したと語っています。
「私は日曜日にファンと話したんだ。彼と話していたとき、自分がやりたかったことの全てを達成したことを客観的に理解したんだ。彼は多くの有名な人に会ってきたと言っていたが、私のことをこれまで会った中で最高の人だと言ってくれた。そしてそれは今でも私が達成しようとしていることだ。ベルトや私が成し遂げた全てのものよりも、私にとって意味があることだと思うよ」
(mmafighting)