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ホワイトがコーミエ対レスナーの実現を認める

UFC226のメインイベントでは、現UFCライトヘビー級チャンピオンのダニエル・コーミエが、ヘビー級チャンピオンのスティーペ・ミオシッチを破り、UFC史上2人目となる2階級同時戴冠を成し遂げました。

試合後に勝利者インタビューが行われたとき、コーミエはマイクを手に持ちケージサイドにいたブロック・レスナーを挑発しました。

さらにレスナーもオクタゴンの中に入った途端にコーミエを突き飛ばし、ヘビー級タイトルへの挑戦を表明しました。

試合後にダナ・ホワイトは記者会見で、コーミエ対レスナーの試合を認めています。

「私たちは間違いなくこの戦いを行うつもりだよ。レスナーは数日前私に連絡してきて、“姿を消していて悪かったが、気にかけているから今週末の試合には行くつもりだ”って言っていた。彼は今夜ここにやって来て意気込んていたんだ。彼は私のそばに座ったとき、この試合にエキサイティングしていたよ。彼はコーミエがあまりに体重が重かったと感じていたから、彼の予想はスティーペだった。彼はそれが影響を与えると思ったようだが、それは関係なかったね」

またホワイトは、コーミエ対レスナーのチャンピオンシップがいつ実現するのかまではわからないと語ります。

「今そのことはわからないんだ。今夜は今夜で、7月28日があり、9月、10月、11月、12月と年末に向けて取り組み始めることができるだろうね」

またブロック・レスナーは、USADAから過去に1年間の出場停止処分を受けており、MMAから引退したため6ヵ月間の処分が残っている状況です。

『MMA Fighting』は、T-モバイルアリーナのバックステージを歩くレスナーの後を追い、薬物検査に関する質問をしたものの、無視されたということです。

また一部噂によると、UFCは今年11月にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるイベントにコーミエ対レスナーをブッキングしようとしている話もあります。

レスナーは少なくとも1月までオクタゴンに入ることはできないとされているため、これに関してはUSADAの問題も残されています。

どちらにしてもダニエル・コーミエは、2019年3月20日で40歳になり、それ以降は試合をするつもりはないと公言しているため、それよりも前に行われる可能性が高いと言えます。今後どうなっていくのか注目です。

(mmamania)