現ミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカーとケルヴィン・ガステラムで、次のミドル級チャンピオンシップが行われると期待されていました。
しかしウィテカーは『ESPN.com』のインタビューで、UFC225のヨエル・ロメロ戦での負傷の回復が遅れており今年中の防衛戦は難しいと語りました。
「私はまだリハビリを開始していないんだ。それを行う前にまずはもっと回復することが必要だ。彼らは私の右手にプレートとねじをいくつか入れていたからね。現実的に考えて、来年2月頃の復帰を見据えているよ」
ロメロとのノンタイトル戦に勝利を収めたウィテカーでしたが、右手を負傷したまま戦った代償は高くついたようです。しかしウィテカーは、このケガが次のタイトル防衛戦に影響するとは考えていないと語っています。
「私のパフォーマンスに何らかの影響を与えると心配していないよ。私のポテンシャルはまだピークには達していない。このハードファイトやここから私がどのようにアプローチをするかが私をより良いものにしてくれる。誰もがあのような厳しい戦いでは、根性を持っているかが試されていると思うんだ。私にとって今回はその一つだったね」
一方で挑戦者候補とされるガステラムは、UFC226のバックステージで記者団に対して次のように言及しています。
「彼がこのような試合を終えた後、これまでと同じ選手でいるかどうか私にはわからない。そのようなケガは体に大きな影響を及ぼすだろうし、彼が手を手術した後でどのように現れるのか様子を見てみるよ」
(mmajunkie)