今週元UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは、昨年7月にドーピング検査に陽性反応となった件に関して、USADAから15ヵ月間の出場停止処分を受けました。
これによりジョーンズは、今年の10月28日には再び復帰することが可能となります。
UFCのダナ・ホワイトはESPNのモーニングショーである『Get Up』に出演し、ジョーンズについて11月にマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC230への出場を否定し、来年初め頃に復帰することになると語りました。
「彼はしばらくの間欠場していた。彼は今少し重い状態だし、体重を減らして体型を戻す必要があると思うから、来年初め頃に彼を見れるかもね」
ジョーンズはドーピング違反が2回目ということもあり最大4年間の出場停止処分の可能性もありましたが、ホワイトはUSADAが処分を軽減した理由についても語りました。
それによると第三者機関の調査によって、USADAは今回の陽性反応がサプリメントが関係していると考えており、ジョーンズは故意ではなかったと判断されたことから処分が予想よりも軽減されたということです。
来年にはジョーンズが再びUFCのオクタゴンで戦うことになりますが、対戦相手が誰であっても大きな注目を集めることは間違いありません。
(Wrestling Observer)