先月ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、昨年10月のUFC229で試合後に起こした騒動に関して、ネバダ州アスレチックコミッション(NSAC)から9ヵ月間のサスペンションを受けることになりました。
しかしNSACが認めたいじめ防止の活動を行えば、6ヵ月に短縮することができ、それにより今年4月には復帰することが可能となります。
ところがヌルマゴメドフは、今のところサスペンション期間を減らすつもりはないようです。もしそうなると9ヵ月間丸々サスペンションを受けることになります。
ダナ・ホワイトはオーストラリアで行われたUFC234前の記者会見で、ヌルマゴメドフからは直接聞いていないため、今後については不明であると語っています。
「私はこれらのことを聞いているけど、ハビブは私に直接言っていない。これらのことはメディアやそういったものから聞いている。でもハビブからは聞いていないから、まず私たちが話して答えを見出し、どうなるかはそれからだね」
ホワイトはヌルマゴメドフの次の対戦相手として、トニー・ファーガソンが最も有力であると語っています。
「もちろんトニーは挑戦に相応しいよ。彼がNo.1コンテンダーだ。素晴らしい選手だよ。戦うべきだね」
またヌルマゴメドフと同じくサスペンションを受けて4月まで試合ができないマクレガーについてホワイトは、「コナーが今夏に戦うのを見たいね」と語っています。
そして対戦相手についてはまだ何も決まっていないものの、マクレガーとカウボーイことドナルド・セラーニの両者が対戦に興味を示しています。
ホワイトは彼らの対戦について次のように語っています。
「二人はお互いに戦いたがっている。カウボーイは私たちがこれまでに用意した相手なら誰とでも戦ってきた。私たちは若くて強いヘルナンデスを彼に送り、カウボーイはアンダードッグ(オッズが低い方)だったが、彼は彼のやり方で勝利を収めた。それからコナーも誰とでも戦ったね」
「もしこの2人が戦いたいのなら、私は賛成だよ」
話し合いが上手く進めば、今後マクレガーとカウボーイが戦うことになるかもしれません。
(mmajunkie)