UFCバンタム級チャンピオンのTJディラショーは、UFCブルックリンでフライ級にタイトルに挑戦しましたが、この試合でのドーピング検査で陽性反応となりました。
それによりニューヨーク州アスレチックコミッション(NYSAC)は、1年間の出場停止と1万ドルの罰金を発表しています。
このニュースに対してディラショーは、自身のソーシャルメディアで声明を発表しています。
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「私の全てのファンへ、私はUSADAとNYSACが前回の試合で受けた検査から意に沿わないものが見つかったことを私に通達してきたことについて、みんなに最初に知らせたいと思ったんだ。現時点で私がどれほど失望しているかを言葉で表すことはできないが、できるだけ早く何が起こったのか、そしてこの状況を解決するために私はチームに協力していることを理解してほしい」
「公正さと私の階級にいるその他の選手への敬意から、この問題に対処している間私は自発的に私のタイトルを返上するとUFCに伝えた。先立ってみんなにはお礼を言いたい」
なお『ESPN』のアリエル・ヘルワニによると、ディラショーが1年間の出場停止になったことで今後の計画も変わって来るようです。
The person who benefits the most from this news is Marlon Moraes. The plans was Dillashaw v Cejudo 2 at 135 and he was going to have to wait. Now he’ll most likely get a shot at the vacant title. Unclear who he’d fight. Many options at 135 and I wouldn’t rule out Cejudo either.
— Ariel Helwani (@arielhelwani) 2019年3月20日
「このニュースから最も恩恵を受ける選手はマルロン・モラエスだ。計画ではバンタム級でのディラショー対セフード2であり、彼は待たなければならないことになっていたからだ。今、彼はおそらく空位となっているタイトルに照準を合わせるだろう。彼が誰と戦うのかははっきりしていない。135ポンドには多くの選択肢があって、私はセフードも除外しないだろうと思う」
チャンピオンのディラショーがバンタム級タイトルを返上したことで、今後はその階級にいる選手たちが一気にタイトルを狙うことになり、上手くいけばヘンリー・セフード対ランキング1位のマルロン・モラエスが行われるかもしれません。
(mmajunkie)