今週水曜日に行われたネバダ州アスレチックコミッション(NSAC)のミーティングでは、UFC229の試合後に行われた混乱に加わったアブバカル・ヌルマゴメドフとズバイラ・ツフゴフのサスペンションが35日間少なくなることを認められました。
この2人は昨年10月7日のUFC229の後、当初1年間のサスペンションがそれぞれ科されていました。
一方で現ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、9ヵ月間のサスペンションを科されたものの、社会奉仕に参加することでサスペンションが3ヵ月間短縮になる選択肢が与えられていました。
そのためアブバカルとツフゴフの2人も同じ機会が与えられるべきであると主張しました。
その結果、NSACは彼らにすでに支払った25,000ドルの罰金に加えて、6月末までに10時間の社会奉仕を完了することで35日間のサスペンション短縮を認め、それによって彼らは9月2日から試合に出場することが可能となります。
ハビブ・ヌルマゴメドフは、これまでチームメイトである彼らのサスペンションが終了しない限り、自身も試合を戦わないことを公言してきました。
そのためチームメイト2人が9月2日から出場が可能になるということは、9月7日にアブダビで開催されるUFC242で戦っても約束を守ることができることを意味します。
アブダビ大会はすでに発表されているものの、メインイベントはまだ発表されていません。
今回の2人のサスペンション軽減は、ヌルマゴメドフ対ポイエーのタイトル統一戦に向けて大きく前進したと言えるかもしれません。