UFCライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズは今週初め、今年4月に起こしたとされる事件により起訴されていたと報じられました。
今回の告発の内容では事件を起こしたニューメキシコ州では軽犯罪であるとされているものの、ジョーンズ側は虚偽の告発であると容疑を否定しています。
またジョーンズは起訴状が送られていたことも知らなかったとされており、報道された後に保釈金を収め、次は8月に審問が行われる予定となっています。
UFCのダナ・ホワイトは、今週水曜日に行われたメディアスクラムで今回の件についてコメントしています。
ところがこれまでにあまりにも多くの問題をジョーンズが起こしてきたことから、今回の件を特別問題視はしていないようです。
「私は彼と直接話をしていないが、スタッフが話しているよ。全ての話には2つの側面があり、真実はその間のどこかにあると私は考えている。つまり私にはわからないということだ。今この件については何も感じないよ。もはやそれは私を悩ませるものではないね。私たちがジョンに試合をさせるたびに、それが最後になるのではないかといつも思っているんだ」
「それはお金とは無関係なことだ。オクタゴンの外で起こっていることだからね。ジョン・ジョーンズがオクタゴンの中で何をするのかについては心配する必要はない。彼はベストな選手だからね。でも彼が過去7~8年間に送ってきたライフスタイルを見れば、彼がオクタゴンにやって来てから何をしていたのかわかるだろう。彼はチアゴと戦ったばかりだ。ジョン・ジョーンズはずっと立って戦うことを望んでいた。これまでに片方の膝に大きなダメージがあると聞いたかは覚えていないが、サントスはずっと足を蹴っていて、それでもジョン・ジョーンズは彼に勝利した。考えてみれば、ジョン・ジョーンズは本当にとんでもない選手だよ。でも彼がオクタゴンから出れば、何が起こるかわからない。彼は今苦難に陥っている。彼がオクタゴンを出るたびに、何が起こるのか?どうなるのか?って感じだよ」
なお事件が告発されたジョーンズですが、それにもかかわらず今のところ今後もキャリアを継続することが期待されています。
UFC239でチアゴ・サントスとの防衛に成功したジョーンズは、このままいくと11月頃に次の試合を目標としているということです。