インタビュー・コメント

クリス・サイボーグ「ホワイトと良い関係とは言えない」

UFC240ではクリス・サイボーグがキャリア無敗のフェリシア・スペンサーを判定で下して、アマンダ・ヌネスとの再戦の可能性を一歩近づけることになりました。

この試合をもってUFCとの契約を終えたサイボーグは、今後については今すぐに決断することができないと言います。

ホワイトはこれまでサイボーグがヌネスとの再戦を望んでいないと主張し続けており、そのせいで2人の関係が悪化しているためです。

サイボーグは試合後の記者会見で次のように語っています。

「私とUFCの間で多くの問題が起こっている。文句はないけど、それは単なる争いでもない。人々やメディアは物事を内側から見ないものだけど、私がここに留まり続けるためには多くのことに取り組まなければならないんだ」

「私はUFCと最高の関係を築いていることは誰もが知っていることだ。しかし私とダナ・ホワイトは良い関係とは言えないね。彼はネットを通して私をいじめている。このせいで至るところで苦しんでいるんだ。彼はこの件について私に謝ったことは一度もないよ」

「彼曰く、私はアマンダ・ヌネスと戦うのが恐れているようだ。私が彼女と戦うのを望まないと言っているが、これはウソだ。なぜならあの試合の後、彼に再戦したいとメールしているからね。こういったことが私のブランドに傷をつける。団体のために働き続けているんだから、誰かが私のブランドを傷つけることは望まない。私は一緒に成長したいと思っているんだ。もう少し時間をかけて私にとって良くなるかどうか様子を見ないとね」

今回の試合の後、サイボーグはホワイトと直接向かい合う機会があったと言います。

「なぜ私が再戦を望んでいないなどとウソを言ったのか?って彼に尋ねたんだ。すると彼は、“クリス、私がメディアで話すこと全てに君が腹を立てることはできない”って言っていたよ」

「ボスを大好きになる必要はないが、お互いに尊重する必要はある。これは何もかも上手く事を運ぶためには必要なことなんだよ」