UFC241ではスティーペ・ミオシッチ、ダニエル・コーミエ、ネイト・ディアスといった選手が話題の中心でしたが、一方でケージ外でも大きな注目を集めました。
メインカードが行われたデレク・ブランソン対イアン・ハイニッシュが行われていたとき、会場内にコルビー・コビントンが登場して観客席からは大きなブーイングが起こりました。
試合後の記者会見でダナ・ホワイトは、試合中にコビントンが観客席に現れたことで迷惑していたと語りました。
「その場所にいた全員がコルビーと戦い続けたんだ。彼をそこから追い出すために、セキュリティが50回も私のところにやってきた。だから私は、セキュリティみんなにプロフェッショナルとして行動しなければならないって言ったんだ。それに私はこの会場内で余分な席を持っていなかったからね」
なおホワイトによると、カマル・ウスマン対コルビー・コビントンのウェルター級チャンピオンシップは、年内までに実現する予定だということです。
もしそうなると、11月のUFC244や12月のUFC245あたりがターゲットになるかもしれません。
またホワイトは、約3年ぶりに復帰を果たしたネイト・ディアスについても語っています。
「第1ラウンドでは少し荒っぽく見えたし、第1ラウンドの終わり頃にはガス欠のようだった。その後彼はゲームプランを完全に変更して戦い始めたんだ。彼は3年間欠場していた後、基本的に世界トップ10の一人との対戦を望んでいたんだが、かなり見事な試合だったね」
ホワイトはディアスがコナー・マクレガーやロンダ・ラウジーのようなスター性を持っているかと尋ねられ、それについては否定しませんでした。
「ああ、それを否定するのはかなり難しいことだ。彼は今目立った変化をもたらしているからね」
アンソニー・ペティスに勝利したディアスですが、今後はホルヘ・マスヴィダルとの試合が期待されています。
その試合についてはホワイトも将来実現することを期待していると語りました。
「私はネイト・ディアス対マスヴィダルについての質問には答えていなかったんだ。つまり誰がその試合を見たくないと思うんだ?ってことだ。誰もがその試合を見たいと思うだろう。わからないけど、どうなっていくか楽しみにしているよ」
上手くいけば今後ネイト・ディアス対マスヴィダルの試合が実現するかもしれません。