UFC241でスティーペ・ミオシッチに敗れたコーミエは、今後キャリアを継続するのか引退するのかはまだ明言していません。
今後決まり次第何らかの発表を行うものと思われますが、ホワイトはコーミエのことを世界最高の選手だと考えているため引退を望んでいないようです。
今週火曜日(日本時間水曜日)にホワイトは記者団に対して、コーミエについて次のように語っています。
「彼は世界最高の選手の一人だと思う。今日ランキングが出たから見たんだが、正気なことだとは思わなかったね。土曜日の夜に彼は世界でNo.1のパウンド・フォー・パウンドファイターだった。しかし彼はヘビー級のNo.1コンテンダーに負けたことで7位に落ちてしまったんだ。UFC史上最も継続してタイトル防衛をしてきた選手であるコーミエが7位に落ちるのかい?それはクレイジーだよ。彼はもっと高い順位であるべきだし、これまででも最高の選手の一人だ。まだ世界最高の選手の一人だよ。試合の夜に私が言ったように、彼は気の毒に見えたし、ラウンド間にボディを狙うというゲームプランを思いついた人が誰であれ素晴らしいんだ。さらにスティーペがその方法を成し遂げたことも素晴らしかったね。だから彼は世界で最高の選手の一人だと思うし、引退するべきだとも思わないけど、それは彼と彼の家族次第だ」
ホワイトはまた、試合以降コーミエとは話をしていないと語っています。
「コーミエとは話をしていないよ。試合があったからね。スティーペとも話をしていない。今日は(アンソニー)ペティスと話をしたけど、それ以外は誰ともしゃべっていないよ。彼らのことは放っておいて家族との時間を楽しんでもらい、彼らの自由にさせたいんだ。ケガが治り始めるまでは話をしないし、彼らが再び試合について話したがるまで、彼らのことは放っておくよ」
コーミエの今後についてホワイトは、ミオシッチとの3試合目の可能性を含めて、要求されれば全ての試合を行う考えを明らかにしています。
「彼が望むことなら何でもするし、スティーペが望むことも何でもする。スティーペもまた絶対にトリロジー(対コーミエ3)を望むだろう」