インタビュー・コメント

マスヴィダル「UFCはファンの望む試合を実現させるのか?」

UFC241でネイト・ディアスがアンソニー・ペティスに勝利した後、ホルヘ・マスヴィダルに対戦を呼びかけました。

一方のマスヴィダルもディアスとの対戦には興味を示しています。

今週木曜日(日本時間金曜日)にマスヴィダルはアメリカントップチームで記者団に対して、ディアスとの対戦について語っています。

「私たちがお金を稼げるという点だけでなく、私はネイトと同じくらい人気があると思っている。だからお金の面から見ても理にかなっているはずだ。しかしファンにとって考えても、これら2匹の犬がケージの中に閉じ込められて戦うのを見たいと思わないか?結局のところ、より強い犬はどっちなんだ?ってことだ。このディビジョンで最もデカい犬が誰かのか確かめてみようじゃないか」

しかし今のところ対戦が実現しないのは、UFCがオファーする金額が問題であると語ります。

「UFCがどんな姿勢を示すのか見てみよう。強気な態度を取るのか、それともファンに望むものを与えるのかをね。彼らはファンの声に耳を傾けるのだろうか?試合が決まらないのは私が望んでいないからではなく、ネイトが望んでいないからでもない。私たちが望むものが手に入らないからだ。言葉にするのは悲しいことだよ。それが実現していない唯一の理由なんだ」

今週UFCのダナ・ホワイトは、マスヴィダルとディアスの試合については「進展がない」と語りました。

そのためマスヴィダル対ディアスが実現するかどうかは、UFCの出方次第となりそうです。

「私とネイトは多くをしゃべるために記者会見をする必要はない。なぜなら試合自体が物語るからだ。みんなただそれが見たいだけなんだ。みんな苦労して稼いだお金を払うことになるのだろうけど、見たいなら私に相応しい報酬を支払う必要がある」

「自分が報酬を受け取る準備をしてこなかったのはわかっている。ネイトも同じだった。私たちはこのまま進めば衝突するところにいるが、それに対して相応しい報酬を受ける必要がある。私たちが言っているのはそれだけなんだ。私は自分がやったことに対する報酬を受け取りたいだけだよ」