UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは、これまでジョルジュ・サンピエールとのスーパーファイトについて呼びかけてきました。
またサンピエールもこの試合に興味を示してきたものの、サンピエールがベルトを防衛しようとしないために、唯一UFCのダナ・ホワイトがそれを認めようとはしませんでした。
すでに次のライト級タイトルの挑戦者はトニー・ファーガソンで事実上ほぼ決定的となっていますが、もし何らかの理由でファーガソンとの試合が実現しない場合には、サンピエールとのスーパーファイトもあり得るとホワイトが最近見解を示しています。
ホワイトは『TMZ』のインタビューで次のように語っています。
「トニー・ファーガソンとは実現する必要がある試合だ。私たちは過去に4回試みた。だから上手くいけば、今回はそれが実現するかもしれない。それは意味のある試合だよ」
「それは起こり得るものだ。まずはトニーがどうなるか様子を見よう。トニーは以前チャンスを手にしなかったことがあったから、もし彼がそうしなければ、GSPについて話すことに興味はあるよ」
またUFC244のメインイベントでは、ネイト・ディアス対ホルヘ・マスヴィダルの試合が決定しています。
ホワイトは今週ニューヨークで行われたUFC244の記者会見で、ファンがこの試合を望んだために実現したカードであると語っています。
「ネイトはあの夜のインタビューで、これは最もヤバいヤツを決める試合なんだって言っていた。だからこの試合は、インタビューの後にファンとメディアによって築き上げられ始めたものなんだ。私たちは数週間後に行われたマッチメイキングミーティングまで、この試合について真剣に話すことはなかったからね」
この試合はUFCタイトルではなく、BMFという特別なタイトルがかけられることになっていますが、ホワイトはこの試合の勝者にベルトが贈られることを認めています。
「私はみんなにこう言ったんだ。もし私がクレイジーだったら教えて欲しいが、実際にBMFベルトを作ることを考えているとしたらどうかってね。するとみんなは喜んでくれた。だから私たちはそれについて話し始めて、UFCのデザインチームが加わったんだ。私たちはそのベルトのデザインを作り始めているよ」
BMFベルトはまだ完成していないものの、ホワイトはUFC244までには間に合わせることを約束しました。
「私がニューヨークに再びやって来るときには、実際のベルトを持ってくるだろう。準備は出来ているよ」