11月1日金曜日午前中(現地時間)にはニューヨークでUFC244の公式計量が行われました。
ビザの問題により到着が遅れていたダレン・ティルでしたが、計量は186ポンドでクリアしています。
そして一方の対戦するケルヴィン・ガステラムの計量が物議をかもしています。
ニューヨーク州アスレチックコミッション(NYSAC)の関係者によってタオルで隠された後、ガステラムは裸になって体重計に乗りました。
.@KelvinGastelum makes weight at 184! #UFC244 pic.twitter.com/TXDpA3yWTc
— Submission Radio (@SubmissionRadio) 2019年11月1日
そしてミドル級の規定体重である186ポンド(1ポンドは許容範囲)から2ポンドも少ない184ポンドと発表されています。
ところが映像をよく見ると、ガステラムの後ろからこっそりとコーチが肘のあたりを支えているように見えます。
これに対して公式計量が終わった金曜日の午後にNYSACは声明を発表しました。
それによると、計量の映像を見たところガステラムの公式体重の結果は覆ることはないため、UFC244を欠場することはありません。
その理由はコーチが今回ガステラムに触れたことが体重に大きな影響を与えるとは言えないからです。
しかし今後この問題の追及を継続することで、明確に他人と触れている証拠が明らかになった場合には、ポリシー違反としてガステラムは処分を受けることになります。
ガステラムの内部事情はわかりませんが、タオルを使用したことからも実際には規定体重のクリアにギリギリだったのかもしれません。