インタビュー・コメント

ヴォルカノフスキーが次の挑戦者について語る

アレクサンダー・ヴォルカノフスキーは、昨年12月のUFC245でマックス・ホロウェイと5ラウンドを戦い、判定で勝利してフェザー級タイトルを獲得しました。

試合が終わった後にUFCのダナ・ホワイトは再戦について言及しましたが、ヴォルカノフスキーは試合内容から再戦を行うべきではないと考えています。

ヴォルカノフスキーは今週『MMA Fighting』のインタビューで次のように語りました。

「試合後すぐにダナ・ホワイトは再戦について言及していたから、私も映像を見たけど、試合はおそらく私が当初考えていたほど接戦ではなかったね。先入観にとらわれないようにしてもう一度見たんだ。私は彼がやったこと全てに気を付けようとしていた。確かに接戦だったラウンドはあった。毎ラウンド彼を叩きのめしていたわけではなかったけど、間違いなく私の方が優勢だったよ」

「もしそれがもっと接戦で、スプリット・デシジョンのような結果だったら、私のコーチは彼が再戦に相応しいと言っていただろう。しかし彼らは映像を見て、彼に再戦を与えることはできないって感じだった。私は誰とでも戦うよ。とにかく仕事をきっちりしようと考えている。それだけでなくその再戦は金になるだろうし、おそらく契約をし直すかもしれない。どうなるかはそのうちわかるだろう。時間はあるからね」

ヴォルカノフスキーはホロウェイが再戦を望んでいるかどうかにかかわらず、その前にフェザー級の上位にいる選手を倒すべきだと語っています。

「マックスは再戦などについてあまり話していない。彼がライト級で戦うのかどうかはわからない。彼は長い間そのことについて話してきたね。失礼にならない程度に言わせてもらうと、私がベルトを獲得したことで、彼にとって上の階級に行く決定を簡単なものにしたんじゃないかな。おそらくそれが彼のやっていることだろうけど、わからないね」

「たとえマックスが再戦に興味があるとしても、その前にザビット(マゴメドシャリポフ)やコリアン・ゾンビのような選手と戦うことになり、お互いに戦うことになればおそらく彼らはマックスからチャンスを奪うだろう。特にマックスが納得のいく負けの後だから、彼らはおそらくザビットやコリアン・ゾンビにチャンスを与えるだろうね。(ホロウェイに)私が言いたいのは、彼らにチャンスを与えるなってことだ。戦ってそれを奪い取るべきだよ」

ヴォルカノフスキーはケガが回復するまでの間に、明確な挑戦者が現れることを期待しています。

「明らかなNo.1コンテンダーはいない。私は傍観しているよ。今は手が骨折しているからね。私に何ができる?でも彼らにできることはわかっている。彼らはNo.1コンテンダーとしての地位を固めるべきだ」

「誰かが前に出てきて欲しい。No.1コンテンダーに相応しいと思うなら誰でもそうして欲しい。そして私がタイトル戦までにやったことと同じことをして欲しい。トップ5に入るためにチャド・メンデスと戦った。それからアルドと戦いたいと思った。だから彼のバックヤード(リオデジャネイロ)で戦ったんだ。多くの人はそんなことしないが、私はそうやってNo.1スポットを獲得した。彼らにだってそれはできることだと思う。私が戦うのは6月か7月頃かもしれないが、まだわからない。その間にNo.1コンテンダーとしての地位を固めて欲しい。そしてすぐに戦おう」