3月28日にオハイオ州コロンバスで開催予定だったUFCファイトナイトで、フランシス・ガヌーはジャルジーニョ・ホーゼンストライクと対戦する予定でした。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大によりイベントそのものが中止になってしまいました。
ガヌーはイベントが中止になったことで、UFCが実施した新型コロナウイルスの検査を受けたことを明らかにしています。
検査は約1週間前に医師がUFCを介して実施したということで、ガヌーは陰性だったようです。
ガヌーは『Submission Radio』で次のように語りました。
「COVID-19の検査を受けたんだ。全てのファイターにも検査をしてもらったんだろう。それによって少しは安心して彼らと接することができるようになるだろうね」
ガヌーは検査を受けた後も新型コロナウイルスを気にしないとし、現在の状況は人々がパニックになったために引き起こしたものであると語っています。
「あくまでも私は気にしないという意味だ。というのもCOVID-19は何でもないとは言いたくないからね。良いものだとは言いたくないが、理屈から言えば、私たちが普段かかっているインフルエンザのようなものだと思っている。唯一の問題は感染力が強く、非常に早く広がる可能性があるということだ。でも私は検査を受けた後でさえも、問題ないだろうって感じでそれほど心配はしていないよ」
「今の問題はパニックだと思う。痛みそのものよりもパニックを引き起こしていることだ。私はガンになった人たちを見て、ガンの化学療法のために病院にいた友人に会いに行ったんだ。彼は化学療法を受けようとしていたのにコロナウイルスには怯えていたよ」
現在UFCは、4月18日に開催予定のUFC249でガヌー対ホーゼンストライクを再度マッチメイクしようと考えています。
ガヌーは同じく検査を受けたホーゼンストライクが問題なければ、この試合がUFC249で実現するものと考えています。
「そのイベントで戦える可能性はある。しかし彼らが全ての問題を解決しなければいけないことはわかっているだろう。現時点で開催場所は決まっているようだが、まだダブルチェックをしている。みんながこのイベントを安全に行うことができるかどうかを確認しなければならないんだ。彼らはそこで選手を戦わせることを最優先に考えているわけではないからね。それに彼らは私たちの健康にも気にかけようとしてくれているよ」
「対戦相手はまだ同じだと思うよ。彼も検査を受けたと思う。もし彼が元気であれば、その試合はまだ行われると思うよ」