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ハビブ・ヌルマゴメドフがUFC249欠場を示唆

ハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンの5回目のマッチアップも実現しないことになりそうです。

UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフは今週月曜日のInstagramライブで、現在の状況を説明しました。

UFCは当初アメリカではなくアラブ首長国連邦でUFC249を開催する計画を立てていたため、ヌルマゴメドフはロシアに戻ったものの、現在は彼の出身地であるダゲスタンで立ち往生していると語っています。

さらにUFCはヌルマゴメドフなしでイベントを進めていることも明らかにしています。

「私たちは(アメリカン・キックボクシング・アカデミーで)トレーニングをしていたが、そのときは試合に関してどこで、どのように行われるのか何の情報も知らされていなかった。そしてUFCは100%アメリカでは試合が行われないと言ってきた。彼らは99%アブダビで行われると言っていた」

「UFCと話し合った結果、試合の1ヵ月前にアラブ首長国連邦へ向かうことにしたんだ。正確な日付は覚えていない。でもアラブ首長国連邦に着いたとき、彼らが国境を閉鎖していて誰も飛行機に乗ることもできなくなることを知ったんだ」

「だから私たちは飛行機でロシアに戻ることになった。現在私はダゲスタンにいて毎日トレーニングと準備をしているが、何の準備をしているのかわからない。アメリカでもヨーロッパでもアラブ首長国連邦でも、今は世界中がどこでも隔離されている」

「だから今は私がいなくても(UFC249を)やろうとしていると聞いている。進めてもらってかまわない。誰もが法律に従うべきだ。私は反対していない。ファイターたちは家族を養うために報酬を受け取らなければいけないことはわかっている。ファイターにとってそれがどれだけ大変なことかもわかっている。彼らが戦わない限り、報酬は受け取れないのだからね」

「トニーの対戦相手を探していると聞いている。彼はアメリカにいて私はロシアにいる。しかし私は自分の意志でここにいるわけではない。UFCからはこの試合が100%アメリカでは実現しないと言われたし、たとえアラブ首長国連邦で開催しなくてもこちら側で開催されるだろうと言われた。私たちはUFCと全てを話し合った。そのときはすでにアメリカン・キックボクシング・アカデミーで5週間のハードなトレーニングをしていたよ」

「今は本当に何が起こっているのかわからない。世界中がロックダウンされていて、何の準備をしているのかわからないときにトレーニングをして減量するのは本当に難しい。でも自分のキャリアで障害に立ち向かうのは初めてではないよ」

ヌルマゴメドフのコメントからもわかる通り、UFC249は開催される予定であるものの、ヌルマゴメドフが出場する可能性はなくなったようです。