5月9日にはUFC249が開催されますが、これまで中止された分の対戦カードが揃っていることもあり、注目カードが多くラインナップされています。
その中の一つであるフランシス・ガヌー対ホーゼンストライクのヘビー級マッチは、今後タイトル挑戦に近い選手同士の対戦です。
ホワイトは公式計量後にメディアからの質問に答え、この試合の勝者は次に計画されているコーミエに次いで、次期タイトル挑戦者になることを明らかにしました。
「この階級は他の選手たちのために進んでいかなければならない。私たちはトリロジー・ファイト(ミオシッチ対コーミエ3)をやりたいと考えているが、その後はガヌー対ホーゼンストライクの勝者が戦うのもみんな待っているだろう。みんなが待ち望んでいるんだからやるべきことだね」
またホワイトは、UFC249のメインイベントで予定されているトニー・ファーガソン対ジャスティン・ゲイジーの勝者が、今後チャンピオンであるハビブ・ヌルマゴメドフと対戦することも認めてます。
「この試合の勝者はハビブと戦うことになるだろう。ハビブはここに残るべきだったとか、これをやるべきだった、あれをやるべきだったと様々な人が色々なことを言っているのは知っている。私を含めて、そこに至るまでにみんな間違いを犯してきたんだ。私もミスをして、結局彼はモスクワで立ち往生してしまった。だから彼が単独でミスを犯したのではなく、そこに私たち全員が加担していたんだ」
さらにホワイトは、コナー・マクレガーについても語っています。
今後UFCが様々なイベントを計画する中で、マクレガーが無観客で試合をするのは大きすぎる問題かと尋ねられたホワイトは、マクレガーが出場することで得られる収入は魅力的であると語っています。
「コナー・マクレガーの興行収入を諦めるのは難しいことだ。私は昨日(マクレガーと)話をしたんだが、彼は戦いたいと言っていた。明日のこと(UFC249)も興奮しているみたいだね。彼は『とても素晴らしい、明日のことは幸運を祈る』と言っていたよ。彼は観客のいないところで戦うのはイヤみたいだが、一方で戦いたいとも思っている。どうなるのかについては、様子を見てみないとわからないね」
「コナー・マクレガーが戦うことで1,800万ドル(約19.2億円)の収入が見込める。諦めるには大きな数字だよ」