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ガステラムがUSADAから2度目の出場停止処分を受ける

アメリカの反ドーピング機関(USADA)は、ケルヴィン・ガステラムがマリファナの精神活性物質であるTHCが基準値を超える陽性反応になったことを発表しました。

ガステラムはTHCが基準値である180ng/mlを越えたことにより、USADAは9ヵ月間の出場停止処分を下しています。

なお今回のガステラムの検査は、昨年11月3日にニューヨークで開催されたUFC244でのサンプルによって検査されたものです。そのため出場停止処分はこの試合日に遡って行われることになります。

ただしUSADAの発表によると、ガステラムは薬物治療プログラムを利用したため出場停止処分が5ヵ月間短縮されることになり、すでに次の試合への出場が許可されていることになります。

ガステラムは2017年3月にも同様にTHCで陽性反応となっており出場停止処分を受けていました。それによって予定されていたアンデウソン・シウバとの試合を欠場することになっています。

しかしこのときも当初は6ヵ月間の出場停止処分となっていたものの、リハビリプログラムを完了していたために90日間へと大幅に処分が軽減されています。