UFC251では当初ウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンに挑戦する予定だったギルバート・バーンズが、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから欠場を余儀なくされました。
バーンズにとっては貴重なタイトル挑戦権を失うことになりましたが、まだ今後も挑戦できる可能性があるようです。
ダナ・ホワイトは今週行われた公式計量の後、バーンズはランキング1位であることから次期挑戦者の立ち位置にいると語っています。
「彼はNo.1コンテンダーだ。世界ランキング1位にいる。それにハングリーだ。戦いたがっているし、世界チャンピオンにもなりたがっている。彼は1位にいるんだから、かなり良い位置にいるよ」
またホワイトは先日父親を亡くしたライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフについても語っています。
ヌルマゴメドフとジャスティン・ゲイジーによるライト級タイトル統一戦は9月頃に行われる可能性があるとされてきました。
ホワイトはヌルマゴメドフに時間を与えているとし、気持ちの整理がつくまで関わらないようにしていると語りました。
「恐ろしいことだ。ハビブがどれほど父親が大好きだったのか、彼らがどれだけ親しかったかを感じるとハビブのことは残念に思っているよ。彼にとって弔ったりするための必要な時間を与えている。今は彼に迷惑をかけてはいけないからそっとしてあげてるよ」
「ハビブに干渉してはいけない。彼を一人にさせている。彼には現実と向き合って次にどうしていくのかを理解するための時間が必要だ。しばらくの間彼を一人にさせるつもりだよ」
またライト級タイトル統一戦はいつ行われるかわからないとしながらも、ホワイトは7月しか発表されていないアブダビでのイベントについて、9月もしくは10月にも再びファイト・アイランドでイベントを行う計画をしていることを認めています。