今週末に開催されたUFCファイトナイトで、ESPNで放送されている最中にポール・フェルダーが現役を引退することを発表しました。
"I'm retiring officially from the sport of mixed martial arts and from the UFC."@felderpaul has called it a career ? #UFCVegas27 pic.twitter.com/QGoTXPsBKQ
— ESPN MMA (@espnmma) May 23, 2021
フェルダーは昨年2月にダン・フッカーに敗れた後、11月のドス・アンジョス戦はマカチェフに代わって試合日5日前に出場したものの、スプリット判定で敗れたことから2連敗となっていました。
現在のライト級ランキングでは9位となっています。
フェルダーは引退する理由として、ライト級タイトルを追い求め続けるモチベーションがないと語っています
「2月にニュージーランドでダン・フッカーと戦ってからそうなってしまったね。それ以降はジムに行くモチベーションを高めるのに苦労しているよ」
「もう何年も戦い続けてチャンピオンになりたいという燃えるような気持ちがないところまで来てしまった気がするんだ。もし来年辺りに将来的なタイトル挑戦が見えなければ引退するとずっと言ってきたが、それは友人、家族、自分自身のためにそうするつもりだ。今37歳でとても新鮮な気持ちだ。UFCがこれまでに与えてくれた全てのチャンスに心から感謝しているし、テレビでこうやって解説ができていることに対しても同じだ。ずっとやりたかったことだし、これからも続けていきたいと思っている」
「私はMMAやUFCから正式に引退する。世界6位まで登り詰めてタイトル戦にかなり近づいた。この階級で最もヤバいヤツらと戦ってきたし、彼ら全員に感謝したい。私より下にいる選手や若い選手にとってこの階級の妨げになったことを謝罪する。この階級に留まることに相応しくないから私は正式に引退するよ。もっと多くの選手たちにチャンスを手にしてもらいたいね」