インタビュー・コメント

デレク・ブランソンがタイトル挑戦を主張する

週末に行われたUFCファイトナイトのメインイベントでは、デレク・ブランソンが第3ラウンドサブミッションで勝利を収めました。

ブランソンはこれで5連勝となっています。

一方のティルは直近5試合で4敗目になったことから、試合後の記者会見でブランソンはティルの敗戦に同情しました。

「ティルには同情するよ。彼は自分のことをTwitterやInstagramでエッジの効いたことを言っている悪ガキのように思っているようだが、総じて良いヤツだ。彼なら上手くやり遂げられると思うよ。爆発力があって立ち技が良い。フェイントもできてとても自信を持っている。彼が対処しなければいけないのはわずかなことで、おそらくウェルター級を視野に入れているかもしれないが、レスリングのディフェンスを再構築することは必要だ。もし彼が立った状態を維持できれば、もっと良い結果が得られるだろうね」

ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサンヤは、来年初め頃にロバート・ウィテカーと対戦することが期待されてます。

しかしウィテカーがティルに5ラウンド判定勝利でタイトルに挑戦できるのであれば、ブランソンは自分もタイトルに挑戦するべきだと主張しました。

「彼は他の選手と同じくらい良い選手だ。彼とウィテカーはかなりの接戦だった。5ラウンド戦って誰もフィニッシュしていない。でも俺は自分の意思を貫いてフィニッシュすることができた。ウィテカーがタイトル戦を行うということなら俺も何か獲得しなければいけないし、彼は前回の試合でウィテカーと5ラウンド戦ったが、その試合では良い場面もあったはずだ」

ブランソンはジャレッド・キャノニアと戦うべきだという声を耳にしているとしながらも、タイトルに挑戦したい意思を明らかにしています。

「ジェイク・ポール兄弟のどちらかと準備運動するとか、そういうことはできるだろうし、もしくは来年初め頃にイスラエルとウィテカーが戦うまで待てば、3月か4月に戦えるかもしれない。いくつかの選択肢はある。キャノニアが候補から完全に外れたわけではないが、俺はこの階級で最もタフな選手と戦えるよう求めている。パウロ・コスタを求めてUFCは彼に契約書を送ったが、彼はそれにサインしなかった。もしあの試合が実現していたら、俺は間違いなく次のタイトル挑戦権を獲得していただろう。俺は頑張ってるし、報われたい。自分のキャリアでタイトル挑戦権を手にしたことは一度もないんだ」