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ジョセフ・ベナビデスが現役を引退

UFCフライ級ファイターのジョセフ・ベナビデスが引退することになったようです。

『MMA Junkie』によると、ベナビデスはUFCに対してUSADAの検査対象から外すように指示したとし、現役を引退する意向であると伝えています。

その後『MMA Fighting』は、ベナビデスが引退するというニュースを認めたと明らかにしました。

ベナビデスは引退について少し前に決断していたものの、まだ正式な発表はしていなかったと語っています。

「前からわかっていたことだよ。これまでは楽しいからいつもベストを尽くして戦ってきた。前回のタイトル挑戦は自分にとって最後の挑戦になると思っていたからちょっとムリだったね。でも自分がトップ5に入れる実力があることはわかっていた。トップ5やトップ10の選手には簡単に勝てると思っていたが、重要なことは今後登場する多くのすごい選手たちやUFCデビューした彼らが私と一緒に写真を撮って、『長い間尊敬していました。学校が終わった後に父親と一緒にWECでよく見ていました』と言ってくれることだね。彼らを打ち負かすのも打ち負かされるのもしたくない。楽しくなるような試合はもうないんだ」

37歳のベナビデスはこれまでデメトリアス・ジョンソンに2回、デイブソン・フィゲイレードに2回で、合計4回フライ級タイトルに挑戦しましたがタイトル獲得はなりませんでした。

しかしUFCフライ級史上最多のノックアウト勝利数13を記録しており、さらにフライ級で4回のファイトボーナスを獲得したことはジョンソンの9回に次いで歴代2位となっています。