バンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングが防衛戦を欠場することになるようです。
10月30日にアブダビで行われるUFC267でスターリング対ピョートル・ヤンのバンタム級チャンピオンシップが決定していましたが、『MMA Fighting』によると、スターリングがケガのために欠場する予定であると伝えています。
対戦相手がいなくなったヤンですが、新たな相手はまだ決定していないものの、このままカードに留まって暫定タイトル戦を行うことが期待されているということです。
現在ヤンの相手として最も有力視されているのは3位のコーリー・サンドヘイゲンだということで、まだ正式な契約は行われていないものの、両者ともブッキングに前向きになっているようです。
サンドヘイゲンは昨年6月にスターリングに敗れた後、マルロン・モラエス、フランキー・エドガーに続けて勝利しました。
今年7月には2年間の出場停止処分から復帰したばかりのTJディラショーにスプリット判定で敗れたものの、現在のバンタム級ランキングでは3位になっています。
ちなみにランキング2位のディラショーは、サンドヘイゲン戦の後に膝の手術を行っており年内の復帰は難しい状況となっているためUFC267に出場することはできません。
なおUFC267のメインイベントはヤン・ブラホビッチ対グローバー・テイシェイラのライトヘビー級チャンピオンシップとなっており、その他にハファエル・ドス・アンジョス対イスラム・マカチェフなども予定されてます。