週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、マービン・ヴェットーリがパウロ・コスタを5ラウンド判定で勝利しました。
この試合は当初ミドル級(185ポンド)で決定していたものの、コスタが減量できないことから195ポンドのキャッチウェイトになり、最終的には205ポンドのライトヘビー級となりました。
UFCのダナ・ホワイトによると、計量を終えた試合前の体重はヴェットーリが208ポンド、コスタが220ポンドだったようです。
急な階級変更だったにもかかわらず受け入れたヴェットーリに対して、ホワイトは試合後の記者会見で称賛しています。
「我々はこの試合を存続させて実現しようとしていたが、ヴェットーリのような男がいなければ実現できなかったね。ヴェットーリは絶対的なプロフェッショナルであり、一緒に仕事をするのが素晴らしい。だからこそこの試合が実現したんだ」
「何度も言うが、ヴェットーリを褒めたたえなければならない。彼はどんな体重でも戦うことを厭わず、今回のことで混乱することもなかった。結局のところ試合に尽きる。二人とも一生懸命戦っていた。コスタは第1ラウンドよりも第5ラウンドの方が調子が良かったようだね。あんなに重い選手が来たら準備ができているのかどうか疑ってしまう。彼は良い調子だったよ」
通常UFCは選手に対して特定の階級で戦うことを強要することはしないものの、この試合で起こったことを考えると、ホワイトはコスタに対してライトヘビー級で戦うべきだと語っています。
「このような事態になった場合、我々は戦うところを伝えることになる。彼は205ポンドで戦わなければならないね」