UFCファイトナイトのメインイベントでは、マービン・ヴェットーリがパウロ・コスタと対戦して判定で勝利しました。
この試合はコスタが体重を作れなかったことから、何度か規定体重を変更することになったものの、それでもヴェットーリは勝利を収めました。
試合後の記者会見でヴェットーリは、体重差があっても勝つ自信があったと語りました。
「非常に素晴らしいパフォーマンスだったね。彼は準備が出来ていない、トレーニングをしていない、太ってやって来た、真剣に取り組んでいないなどと試合前に考えて緊張感をなくさなかったのが良かったよ。彼は実際準備が出来ていた。それはちょっとしたワナだったんだ」
「彼は大きかった。だが俺は誰とでも戦える。ミドル級の我々はかなり大きいし、体重は気にしていない。ケージは俺の家だし、得意なスポーツだ。相手がどれだけオーバーウェイトしようと関係ないよ。でもそうは言っても、オーバーウェイトのヤツは来ないで欲しい。次の対戦相手には、俺が試合をするとわかっているからといって、太った状態でやって来るなよ。それでも俺は倒すつもりだけどね」
今後はミドル級でチャンピオンのイスラエル・アデサンヤとロバート・ウィテカーが来年2月頃に対戦する予定となっています。
今年アデサンヤに敗れているヴェットーリはすぐにタイトルに挑戦できるとは考えていないとしながらも、どちらかが欠場することがあれば出場したいと語りました。
「意味のあるものなら戦うつもりだ。年内に戦うことはないと思うけどね。でも良い試合を組んでくれるなら、俺を上手く言いくるめることは簡単だ。もしかしたら2月に誰かがケガをするかもしれない。どうなるかはわからないね。ただ俺は準備をして試合に出場して、ファンのみんなのためにすごいショーを見せることしか考えていないよ」