インタビュー・コメント

ホワイトがネイト・ディアスとチマエフについてコメント

UFC267で圧倒的な勝利を収めたカムザット・チマエフは、次の相手としてネイト・ディアスとの対戦を呼びかけています。

さらにUFCのダナ・ホワイトもこの試合を行うべきだと考えており、実現に向けて動く可能性も示唆しています。

ホワイトは『BT Sport』のインタビューで、ディアスがもしカマル・ウスマンと戦いたいと思っているなら、チマエフと戦うことに問題はないはずだと語っています。

「ちょうど面談を行ったところだが、彼は『みんな、君がネイト・ディアスをオオカミの餌にしようとしているように感じている』と言っていたよ。チマエフは4試合している。一方でネイト・ディアスは何年もここにいる。ネイト・ディアスはただウスマンとの試合を求めていただけで、オオカミの餌になってしまうのだろう。カムザット・チマエフは素晴らしい選手だがトップ10にいる選手とは戦ったことがない。最後に戦ったのは11位で、トップ5にいる相手とは戦ったことがないし、そういった試合をしたことがない。彼は素晴らしいが、短期間で成し遂げたことやどれだけ人気者になったかを現実的に考えてみよう。もしカマル・ウスマンと戦いたかったら、カムザット・チマエフのことは心配するはずがないだろう」

ディアスはUFCとの契約が残り1試合となりましたが、ホワイトはUFC267が行われる前にチマエフとの対戦オファーを行っていたことを明らかにしています。

「彼は我々がアブダビに行く前にオファーされていた。つまりあの試合が行われる前に、彼はそのオファーを受けていたんだ。私が言いたかったのは、カムザットは素晴らしい選手であり、成し遂げたことやワクワク感などのエネルギーが今取り巻いているから、彼の目の前にはまだ大きな試合が待っているということだ」

ちなみにUFCがチマエフ戦を望んでいるのに対して、ディアスはソーシャルメディアにカマル・ウスマン対コルビー・コビントンを的にしてダーツを当てている写真を投稿しているため、彼らの勝者がターゲットになっているようです。