女子バンタム級・フェザー級チャンピオンであるアマンダ・ヌネスと女子フライ級チャンピオンのヴァレンティーナ・シェフチェンコは、防衛を繰り返しておりすでに敵なし状態となっています。
両者は過去に2回対戦して2度ヌネスが勝利していますが、3回目の対戦も期待されています。
しかしUFCのダナ・ホワイトはこの試合を再び実現させるつもりはないようです。
ホワイトは『TSN』のインタビューでヌネス対シェフチェンコについて聞かれ、次のように語っています。
「あの試合を実現する必要があるかどうかはわからないね。いっぱい考えたよ。2人ともそれぞれの階級で素晴らしい活躍をしているのは知っているだろう。すでに2回対戦している。なぜもう一度戦う必要があるのか?もし彼女たちがその試合を強く望んでいて、ファンも望んでいれば実現しようとするだろうが、私はあまり意味がないと思っているよ」
2016年の初対戦ではヌネスが3-0の判定で勝利し、翌年に行われた再戦でもヌネスがスプリット判定で勝利しました。
しかしシェフチェンコは新しく出来たフライ級に転向したことでその後は負けなしとなっています。
ホワイトはシェフチェンコが階級を上げてヌネスと戦うことを好んでいないと語りました。
「アマンダ・ヌネスはヴァレンティーナよりもはるかに大きくフェアじゃないんだ。彼女はバンタム級とフェザー級で戦っている。ヴァレンティーナは間違いなく彼女の階級では世界で一番強い女性だ。しかし階級を上げることは体重を大きく増やすことになる。彼女は頑張れるのか?スプリット判定になるのか?難しいところだね」