インタビュー・コメント

イェンジェイチックの減量騒動に対する両者のコメント

ヨアナ・イェンジェイチックは今週末にフロリダ州タンパで開催されるUFCファイトナイトのメインイベントでミシェル・ウォーターソンと対戦します。

しかし今週イェンジェイチックがストロー級の規定体重116ポンドを作れないとUFCに伝えたことが話題になっています。

この一連の騒ぎについてイェンジェイチックはInstagramのストーリーでコメントしています。

「私が何かミスをした?今日が計量日で失敗した?計量日は金曜日だからね」

「何が起こっているのかわからない。計量は明日なのにみんな心配している。戦いは始まっているし、計量は金曜日にある。みんな落ち着いて。全ては順調だし、一歩一歩着実にね。会場でお会いしましょう」

一方対戦相手のウォーターソンは、イェンジェイチックがキャッチウェイトの提案をしたことに対して断ったとされています。

ウォーターソンは『MMA Fighting』のインタビューで、イェンジェイチックとはストロー級で戦いたいとの意思を示しています。

「ヨアナに言いたい、私は戦う準備が出来ている。ヨアナは体重を作るのに苦労していて、120ポンドでの契約を再交渉したがっていると聞いた。私たちは両者とも次にストロー級ベルトを巡って戦うことを前提としてこの試合が組まれた。私にとってそれは非常に重要な仕事だ。ファイターとしてやらなければならないことがいくつかあり、そのうちの一つに体重を作ることがある」

「ヨアナはスーパープロフェッショナルだってわかっている。以前彼女は太っていなかった。私が望むのはフライ級ベルトではなく、フェザー級ベルトではなく、ストロー級ベルトをかけて戦うこと。115ポンドのベルトだ」

「私は体重を減らしてきている。土曜日に戦う準備が出来ているよ。正直言って、ヨアナと彼女のキャンプで何が起こっているのかわからないけど、私は集中し続けている。マネジメントチームの残りの詳細を把握させるよ」

もしイェンジェイチックが体重を作ることができなければ、この試合はキャンセルされる可能性もあります。

しかしウォーターソンはキャンセルされる可能性については考えるつもりはないと語っています。

「本当に残念だ。契約にサインしたときにそれについては少し話をしたと思う。そこに条項を入れるかという話になったけど、私はノーと言った。ヨアナは決して体重を作れないことなんてない。彼女はプロだ。ベルトに飢えているし、プロであり続けているし、体重を作ることただそれだけを願っている。正直言って私には何が起こっているのかわからない」

「彼女はこれまで何度も体重を作ってきた。UFCでは他のファイター以上にストロー級で戦ってきた。この試合についてはかなり前からわかっていたのだから、それが私にとって最も落胆する部分だね」

ウォーターソンにとってこの試合でイェンジェイチックに勝てば、次にジャン・ウェイリーが持つストロー級タイトルに挑戦できると確信していました。

そのためにUFCファイトナイトのメインイベントの5ラウンドマッチで元チャンピオンと戦う必要があったと語ります。

「今回はウェイリーとの試合に向けて準備をするための試合だった。トップランクの対戦相手と5ラウンド戦うためのメンタリティを準備するための試合が必要だった。私はそこにヨアナを考えていた。彼女はストロー級で長い間チャンピオンとして君臨していたから対戦するんだし、彼女と一緒に戦えるのが本当に楽しみだった。それは私にとっての夢であり、私が戦いたいと思っていたリストの中の一人だ。実現することを願っている。この試合をやって、私は次にウェイリーと戦えるかもしれない。(フライ級チャンピオンの)ヴァレンティーナ(シェフチェンコ)ではなくね」