インタビュー・コメント

コーミエ「ミオシッチが戦わないならガヌーと戦う」

UFC249ではフランシス・ガヌーがホーゼンストライクを第1ラウンド20秒で勝利し、次期ヘビー級タイトルの挑戦権を確実にしています。

しかし現時点ではチャンピオンのスティーペ・ミオシッチとダニエル・コーミエが先に対戦する予定となっているものの、ミオシッチはパンデミックが収まるまで試合には出場しない意志を示しています。

UFC249の終了後に『ESPN』の解説を務めていたコーミエは今後について、もしミオシッチが戦わないのであれば、ガヌーと戦うつもりであると語りました。

「もしスティーペが戦わないのであれば、フランシス・ガヌーがタイトルマッチへの出場権を獲得したことになる。もし誰かがタイトルをかけてガヌーと戦うとしたら、それは私になるだろう。ガヌーには多くの敬意を払っているが、私は誰に対しても恐れていない。地球上にいるどんな選手とも戦うよ。フランシスのことが大好きだし、親切な人なんだと思う。スティーペ・ミオシッチとの3試合目をやりたいけど、もしスティーペが戦わないなら、ヘンリー(セフード)がベルトを手放したように、彼のベルトを取り上げてフランシスと私でベルトをかけて戦うことになるだろう。簡単なことだよ」

「どちらかと言えばスティーペ・ミオシッチとの3試合目を戦いたい。お互いに1勝ずつしているから意味のあることだと思う。実現すれば最高だね。でももし彼が戦わないのなら、自分にとっての最後の試合をしたい。誰とでも戦いたいね。もしそれがフランシス・ガヌーだとしても戦うよ」

ガヌーはこれまで多くの選手をノックアウトしてきており、パンチ力においてはヘビー級の中でもトップクラスの実力です。

しかしコーミエはガヌーと正面から殴り合うつもりはなく、もし対戦することになったらテイクダウンの連続になると語りました。

「諸刃の剣のようなものだね。もしフランシス・ガヌーと戦うなら、何度もテイクダウンを取りにいくのが賢い戦い方だ。デリック・ルイスと戦ったときには、大勢の人たちから『レスリングしかしなかった』と非難されたよ。でもフランシス・ガヌーとは立ったまま戦うつもりはない。もし何度も私にテイクダウンを取られて、彼の気分が害されるならそれは仕方がないことだ。ノックアウトされたくはないからね。もし私がそこに立っていたらノックアウトされるよ。私が彼にサブミッションで勝利するまで、おそらくずっと彼とレスリングをすることになるだろうね」