インタビュー・コメント

カマル・ウスマンが試合がつまらないとの主張に反論

UFC251のメインイベントでは、カマル・ウスマンがホルヘ・マスヴィダルを判定で下してウェルター級タイトルの防衛に成功しました。

この試合は終始ウスマンがマスヴィダルを一方的に抑え込んだことから、ファンが期待したような見応えのある試合にはなりませんでした。

試合後の記者会見でウスマンは試合がつまらないとする声に反論しました。そういった反応も問題ないとし、ボクシングの元チャンピオンであるフロイド・メイウェザーを例に挙げて次のように語っています。

「フロイド・メイウェザーがあまりにも支配的だったから、みんな彼を嫌っていた時期があった。フロイドのディフェンスは非常に優れていたし、何をするにも素晴らしかった。それには同意できる。でも彼はとても良い選手なのに、みんな彼の試合はつまらないとか彼は戦っていないとか言っていた。なぜだろうか?みんなバーファイトが見たいから?私たちは命がけでやっている。毎日トレーニングをして、その後に殴り合ってわざわざパンチを食らう意味はあるのか?相手のミスを誘ったり、コントロールできるようにトレーニングをするんだ。そのためのトレーニングだし、好んで苦痛に耐えるためにやっているのではない。自分は誰よりも上手くやっているよ」

ウスマンは試合内容に不満を示す人たちに対して、マスヴィダルと実際に戦ってみてから意見するべきだと語っています。

「おそらく彼らは実際にホルヘ・マスヴィダルと25分間戦ってみた後に、何か言うべきだね。言いたいことがあるなら好きに言えばいい。私はケージ際での攻防がありながらも25分間戦い続けた。彼にはケージから離れる機会を与えたが、彼がそこで立っていることを受け入れ、私もそれに付き合った。だからそんなこと言うならホルヘ・マスヴィダルと25分間オクタゴンで戦ってみればいい。その後に彼らが何ていうか確かめてみよう」