ウェルター級ファイターのホルヘ・マスヴィダルは、ギルバート・バーンズとの試合を望んでいたと語っています。
しかしバーンズによると、11月、12月、1月と3つのスケジュールで試合を望まれたものの、最終的に実現することはなかったようです。
バーンズは1月にブラジルのリオデジャネイロで開催されるUFC283でニール・マグニーとの試合が決定しています。
バーンズはポッドキャスト『Trocação Franca』に出演し、ランキング12位のマグニーとのマッチメイクが実現した理由について語っています。
「マスヴィダルとの対戦を希望していたが、彼がずっと引き延ばしたからもう誰でもいいから戦わせてくれと言ったんだ。ジェフ・ニールに呼びかけられ、UFCに試合を組むように頼んだが、彼らから『ダメだ、マスヴィダルと試合を組む』と言われた。ショーン・シェルビーがどうしてもこの試合を組むと言うからね。そして必ずリオで試合を組むと言われた。もし(マスヴィダルが)望まないなら、他の選手を探そうとね。他の選手を探すのは最悪で、ニール・マグニーまで誰も戦うことに同意してくれなかった」
「俺にはウソをつく理由がない。その試合は11月12日にオファーされ、彼(マスヴィダル)はさらに時間が欲しいと言った。そして12月10日にオファーがあり、彼は最初戦うと言ったんだが、その後ショーン・シェルビーにリオで俺と戦うと言ったんだ。ショーン・シェルビーにそう言われたとき、ふざけるなって思ったよ。リオでこの男と戦うためにトレーニングキャンプを計画し始めたのに、彼は3週間後に手を引いてしまったんだ」
またマスヴィダル対バーンズはUFCが望んでいる試合だとし、無理やりお願いする必要もないと語りました。
「それはUFCが望んでいる試合だろう? UFCがこの試合を実現させたいと考えていることは分かっているから、頼み込む必要もないだろう。俺はカムザット(チマエフ)やコルビー(コビントン)との再戦をお願いしたいね。でもそれはUFCが望んでいる試合だ。彼は交渉とかが難しいんだ。でもニール・マグニーの先のことは考えていないよ。まずは彼を倒してから誰に頼むかを考えないとね。もしUFCが望むのであればもちろん戦うけど、ずっと追い求めるような試合じゃない。彼(マスヴィダル)は3連敗して(ランキング)11位とかそういう状況だろう。彼は今ベストな状態ではない。彼の名声などに関わるのは良いことだけど、それではチャンピオンになることはできないからね」