インタビュー・コメント

ホルヘ・マスヴィダル「コビントンはウソばかりついている」

UFC287では、ホルヘ・マスヴィダル対ギルバート・バーンズのウェルター級マッチが行われます。

ウェルター級はチャンピオンのレオン・エドワーズがカマル・ウスマンとの再戦に勝利しており、次はマスヴィダル対バーンズの勝者と対戦する意思を示したものの、UFCダナ・ホワイトの主張からコルビー・コビントンとの防衛戦が濃厚となっています。

マスヴィダルとコビントンは過去に因縁があり、昨年UFC272でマスヴィダルがコビントンに敗れた数週間後、マイアミでコビントンに暴行を加えたとされ、コビントンはこの暴行で脳に損傷を受けたと主張しました。

2人の裁判は5月22日に予定されています。

マスヴィダルは今週行われたメディアデーで、コビントンに対して次のように語りました。

「俺は現在3つの重罪を犯している。コルビーの野郎が俺に脳をやられたって言ってるからだ。だからどうやってタイトル戦をやるつもりなのか、それが知りたいところだね。もし彼が出場して問題が起きたらUFCは訴えられるだろう。なぜなら俺は何もしていないのに、疑惑として彼は俺が脳に障害を与えたと言っているからだ。俺は何もしていないんだけどね。アイツが脳を損傷したと言っているから、俺は3つの重罪を背負っているんだ。医学的なレベルでは、脳に障害があると戦えないのは確かだ。いつもそうだが、アイツはウソばかりついている。俺は医者でも何でもないからいいんだけどね」

「彼は注目を集めたいだけのヤツだ。そこにいるはずだよ。20人の警備員がいる100フィート離れた場所から、彼は自分がキングだの何だの言うつもりなんだろう。(UFC287にいるかどうかは)どうでもいいことだ。わかっているのは、彼が俺に接近禁止命令を出していることだけだ。彼から100フィート以上離れていなければならないんだ。なぜ彼がそんなことを言い出したのかさえ分からない。だからなぜ彼が俺に接近禁止令を出したのか、まだ頭が混乱しているんだ」

マスヴィダルはバーンズを相手に良い勝ち方をすれば、自ずとエドワーズ戦につながっていくと語りました。

「俺は相手を決して過小評価することはないが、この試合の後にイギリスに行ってレオンに勝ち、そしてこの偉大な国に戻ってきて防衛戦を行う。だから考えていないわけじゃないんだ。頭の片隅にあるのは確かだが、まずはギルバートだ。印象的に彼を倒せば、(エドワーズは)俺以外の誰とも戦わないという話になるだろう?UFCはペイパービューを売るビジネスだ。コルビーは俺と戦ったとき以外、ペイパービュー30万件を超えたことがない。レオンではペイパービューが売れない。彼らを組むためにイベントを開催するのか?そんなことはないだろう。だから土曜日に自分の仕事さえしていれば、あとはすべて上手くいくよ」