8月19日に行われるUFC292では、アルジャメイン・スターリング対ショーン・オマリーによるバンタム級チャンピオンシップが予定されています。
マルロン・ヴェラはオマリーにキャリア唯一の黒星を付けた選手です。
ヴェラは『The MMA Hour』のインタビューで、オマリーがタイトルに挑戦することに不満を示しました。
「事実の話をすれば、今すぐにでも悪口を言い始めてしまうよ。だが戦った相手を見れば、スターリングにとってこの試合は問題ではないはずだ」
「オマリーが何を言おうが勝手だけど、彼に勝ったトップ5に入っている2人のうち、その1人が俺だ。ペドロ・ムニョスは5本の指に入る実力の持ち主だが、(オマリーは)彼の目を突いてノーコンテストとなたが、彼は何も示さなかった。そういう相手と戦う機会があれば、徹底的に打ち負かそうとするものだ。B級レベルの争いでは、彼が全員を追い出した。アルメイダは完全にダメになった。エディ・ワインランド尊敬に値するレジェンドだけど、あと3回か4回は殺されていただろう。そして緑色の髪のヤツ(クリス・モウティーニョ)は、UFCで戦いたがらなかったんだ」
ヴェラはオマリーがこれまで戦った相手選手のレベルが重要だと語っています。
「才能があって宣伝効果もあり、今はYouTubeやTikTokの時代だ。どこにでもついてくる若いヤツらが何人かいるんだろう。でも試合では誰とも戦わず、ノーコンテストの後にヤンをつかまえた。ヤン戦では良い感じだったよ。みんなはあまり期待していなかったからね。彼はまだ戦える。でも彼の実力は？誰に勝ったことがある？誰と戦ったことがある？あのワンパンチは永遠には続かないよ」
ヴェラは、スターリング対オマリーの試合でベルトが移動しないだろうと語っています。
「ジョニー・ヘンドリックスもそうだったが、3～4試合やってその後、もっとレベルの高い選手を見つけると、そう簡単にはいかないんだ。理論上ではオマリーが勝つとは考えにくいね。彼がそうなれば、俺にとってプラスになるだけだ。でも俺は誰も応援していないよ。だからどうなるか様子を見てみよう。戦う準備は出来ているよ」