インタビュー・コメント

ストリックランドがアデサンヤ戦に「アマチュアと戦っているのか?」

UFC293のメインイベントでは、ショーン・ストリックランドがイスラエル・アデサンヤに判定で勝利して、新UFCミドル級チャンピオンになりました。

試合後の記者会見でストリックランドは、自身が世界でも最高のストライカーだと主張しました。

「俺は世界最高のストライカーの一人だと思う。どんなときでもワンパンチでノックアウトだし、どんな世界チャンピオンのボクサーとでもスパーリングができるし、彼らに勝つこともできる。わからないけど、自分は世界最高のストライカーだと思うよ。言わせてもらうと、彼がケルヴィン(ガステラム)と戦うのを見たんだけど、彼は『お前にはケルヴィンのようなアゴはないが、カーディオはあるかもしれない』と言っていた。ケルヴィンのようなアゴなんてクソくらえだし、ケルヴィンとスパーリングしたときは、コーチが飛び込んできて止めさせたんだ。お前にはわからないだろう。お前が倒してきた相手を見てきたし、倒した相手のスパーリングも見てきた。ただ俺の口数があまりにも多いから、みんな俺が戦い方を知っていることを忘れてしまうことがあるんだ」

アデサンヤは過小評価したのかと聞かれたストリックランドは、次のように語っています。

「どうやらそうみたいだね。この男は努力さえしていないように感じたし、パンチを放っている瞬間、俺は今アマチュアと戦っているのか?どうなっているんだ?って思ったよ。俺は口数が多いから、みんな戦えることを忘れているんだと思うが、こうしてここにいるんだからもう少し俺と話していて欲しい。申し訳ないね」

ミドル級にはドリカス・デュ・プレシ、カムザット・チマエフ対パウロ・コスタの勝者など、今後タイトル挑戦するコンテンダーがいます。

しかしアデサンヤとの再戦の可能性がある中で、興味を聞かれたストリックランドは、自分に相手を選ぶ選択肢はないと語りました。

「そこが問題だ。UFCについて学んだことがあるとすれば、いつから戦う相手を選べるようになったんだ?UFCから、この男と戦いたいか?なんて言われることはない。UFCからは、こいつと戦えって言われるだけだよ。結局のところ、俺はチャンピオンだ。順番に相手と戦って倒すか倒されるかなんだ」