イスラエル・アデサンヤはUFC293でショーン・ストリックランドに判定で敗れ、ミドル級王座を失いました。
アデサンヤは自身のYouTubeチャンネルで、王座陥落についての思いを語りました。
「ひそかに自信を持っているし、それは試合を見たあとのことだ。ああ、そうなんだって思ったね」
「あそこでどう感じたか?悪い夢をみているようだった。悪夢ではなかったんだ。悪夢というのは怖いものだ。ただ相手を攻撃しようとしても、腕に力が入らないような感じだったんだ。なんだこりゃって感じだよ。そう、悪い夢を見ているような気分だった。ただ試合を見ていて感じたことは全く違ったし、その後すぐに(コーチの)ユージン(ベアマン)に連絡して話したんだけど、同じようにひそかに自信を持っているんだ」
アデサンヤは試合が驚くほど早く終わったように感じたと語っています。
「最終ラウンドだと気づかなかったんだ。これが最終ラウンド?って感じだったね。ただあの試合でダメだと感じた。でもそれもまた彼の仕事のやり方だったんだ。彼は全くリズムに乗せてくれなかったよ。彼のプレッシャーのせいで、自分のリズムをつかむことができなかった。彼は常にあそこにいて、俺が彼をハメようとすると、彼のコーチが助けてくれる。向こうのゲームプランが良かったんだ。でも俺としては、その場で適応することができなかった。試合前にも言ったけど、彼のガードは本当に独特で普通じゃないと思うし、それで自分らしいジャブができなかった。俺はいつだって自分のジャブができていた。あごをとらえることができる。でも彼のガードはとても良かった。良いディフェンスと良いオフェンスで充実した試合だったね」
アデサンヤは次の試合はいつになるかと聞かれました。
「どうだろうね。まだ終わったわけじゃない。ストーリーはまだ続いているんだ」
「ベルトは俺にとって重要じゃない。ベルトはもちろん大事だけど、それはただのティアラで、よりたくさんのお金をもたらすものだとかって何度言ったことか。ベルトはただのアクセサリーだよ。すでに手に入れたし、ベルトはもうたくさん持っている。もう一回おもしろ半分でやってみるよ」