インタビュー・コメント

アレクサンドル・パントーハ「DJの最多防衛記録は意識しない」

アレクサンドル・パントーハは、7月にブランドン・モレノに勝利してUFCフライ級王座を獲得しました。

12月16日のUFC296では、ブランドン・ロイバルを相手に防衛戦を行います。

UFCフライ級といえば、かつてデメトリアス・ジョンソンが最多防衛の11回を記録しました。

しかしパントーハはポッドキャスト『Trocação Franca』のインタビューで、ジョンソンの記録更新は考えていないことを明らかにしました。

「彼と自分を比較しようとは思わない。スポットライトを浴びるような地位を築きたいのはやまやまだが、彼のようになりたいと思うのはもう過去のことだ。私はとても現実的な人間だ。タイトルを防衛するために、5つのキャンプを上手くこなせると考えている。私は33歳だが、17歳の頃からみんなと戦ってきたんだ。多くのチームを渡り歩いてきた。試合だけでなくジムでもかなり殴り合ったよ。最初の師匠であるアハイアウ・ド・カボのヘルベルト・レイスは、私をレジャオ・ドス・ラゴス地区のあらゆるジムのセミナーに連れて行ってくれた。疲れているんだ。この瞬間を楽しみたい。これは私のアートを披露する瞬間なんだ」

「この男と戦ってみたいね。もし彼と戦わないのであれば、この先も彼と一緒に練習することになる。それは私にとって大きな特権だよ。彼は私がとても尊敬している人物で、我々全員に門戸を開いてくれた人物だ。試合後に彼に呼びかけようと思う。いつか(ジョンソンの記録に)追いつけるなんて言いたくはない。私の計画は、このベルトを5回くらいしっかり防衛することだ。もし世界中がそれを望み、運命が我々に味方するならば、彼はUFCに復帰するだろうし、それが私にとってベストだよ」