インタビュー・コメント

コルビー・コビントン「エドワーズは王座挑戦に相応しくなかった」

12月16日にラスベガスで開催されるUFC296では、レオン・エドワーズ対コルビー・コビントンのウェルター級王座戦が行われます。

エドワーズは昨年8月のUFC278でカマル・ウスマンに勝利してウェルター級王者になり、3月のUFC286でも再びウスマンに勝利して王座防衛に成功しました。

しかしコビントンは『UFC.com』のインタビューで、エドワーズはそもそも王座挑戦に相応しくなかったと批判しました。

「彼はキャリアの中で、適切な時期に適切なマッチアップに恵まれた。彼はネイト・ディアスというライト級の落ちこぼれと戦い、王座戦に出場するために2年近く休んでいた。あの男を倒して王座戦に出る資格があったとは思えないね。彼は俺のように出場して働いたり稼いだりするのではなく、『自分に王座戦が相応しい』とただ叫ぶだけだった。俺は苦労して勝ち取ったんだ。誰も俺に王座戦を戦う機会を与えてくれなかった。勝ち取らなければならなかったんだ。真っ当な道がなかったから、型破りな道を行くしかなかった。彼は俺のように苦労して勝ち取ったわけではない。そして12月16日、彼はアメリカンドリームに打ち砕かれることを知ることになるだろうね」

コビントンは、3月にUFC286で行われたエドワーズ対ウスマンのバックアップを務めたものの、タイトル戦は行われたことから出場することはありませんでした。

その他にも様々な相手との対戦は話し合われたものの、最終的に実現しなかったと語ります。

「戦いたかったから、出場できなかったのは辛かったよ。どの試合も引き受けたんだ。カムザット・チマエフ、ダスティン・ポイエー、この階級にいる他のヤツなど、UFCがマッチアップしようとしたが、彼らが戦いたがらなかった。ただそのおかげでハングリーになれたし、このスポーツがどれだけ好きなのかを思い知らされたね。UFCのオクタゴンに入るまで、生きている実感がないんだ。そのときが人生で一番生きていると感じるときだし、それが本当の意味だと感じるんだ」