1月20日にはカナダのトロントでUFC297が開催され、メインイベントではショーン・ストリックランド対ドリカス・デュ・プレシによるミドル級王座戦が行われます。
かつてストリックランドと練習したことがあるカムザット・チマエフは『Mohammed Hijab』のインタビューで、ストリックランドは自身を恐れていると思うかと聞かれ、次のように語りました。
「わからないよ。彼は恐れるべきだ。神の思し召しならば誰とでも戦うし、ケージの中での試合はそれほど大きなことではないんだ。もし私やハビブ(ヌルマゴメドフ)、全てのムスリム選手、ベラル(ムハマッド)を見ているすべてのイスラム教徒たちや大変な時期を過ごしている人を幸せにすることができるならね。子供たちはみんな見ている。彼らは私たちのようになりたい、強い人間になりたいと思っている。彼らのために良いお手本になろうと努力しているよ。ショーン・ストリックランドや他の選手たちは、我々を恐れているはずだ。我々は彼らのように自分たちのためだけに戦うのではない。全てのイスラム教徒のために戦うんだ」
UFC294でカマル・ウスマンに勝利したチマエフは、もしストリックランドがドリカス・デュ・プレシに勝利すれば、ミドル級王座に挑戦できると語っています。
「100%だ。彼(ストリックランド)にはデュ・プレシという良い選手がいるし、もし彼がデュ・プレシに勝てば、我々は間違いなく100%戦うことになる。彼らは私にその試合を約束してくれた。だから今はどっちが試合に勝つかを待っていて、それからベルトを獲るつもりだよ」