UFC300ではアルマン・ツァルキヤンがチャールズ・オリベイラにスプリット判定で勝利しました。
ツァルキヤンがライト級ランキング1位のオリベイラに勝ったことで、今後ライト級王者のイスラム・マカチェフに挑戦する可能性があります。
しかし試合後、UFCのダナ・ホワイトは6月1日のUFC302でマカチェフ対ダスティン・ポイエーによるライト級王座戦を発表しました。
ツァルキヤンは試合後の記者会見で、ライト級王座戦を要求しました。
「タイトル挑戦権が欲しいね」
「イスラムとの再戦に勝つつもりだ。方法は関係ない。チャンピオンになりたいから、その試合に勝つだけだ。最高のシナリオは彼をノックアウトすることだね」
ツァルキヤンは2019年のUFCデビュー戦でマカチェフと対戦しており、このときは判定で敗れています。
その後10試合をUFCで戦い、2022年にマテウス・ガムロットに敗れているものの、9勝1敗となっています。
ツァルキヤンは、かつてマカチェフに敗れた2019年のときと大きく成長していると主張しました。
「あの試合の後、10回くらい戦って10連勝したような気分だ。イスラムの試合から一度も負けていない。5年前だったから、たくさんの経験を積んだよ。自分の技術は日々向上しているし、それを実感している。キャンプを重ねるごとに良くなっているんだ。それに今回のキャンプは前回、前々回よりも良かったと思うし、俺は上に行くつもりだ。3年~4年後に自分がどうなっているかわからないけど、止められないファイターになっているだろうね」