UFC300では、ジャスティン・ゲイジーがマックス・ホロウェイに残り1秒でノックアウト負けを喫しました。
ゲイジーはダスティン・ポイエーに勝利してBMF王座を獲得したことで、UFCライト級王者のイスラム・マカチェフに挑戦できるポジションにいたため、ホロウェイ戦を受けることはリスクがありました。
そしてそのポイエーは6月1日のUFC302でマカチェフへの挑戦が決定しています。
結果的に王座挑戦が遠のいてしまったゲイジーは『MMA Knockout』で、ホロウェイ戦を振り返りました。
「私のような立場なら、(ホロウェイ戦を)受けないと決めている人が多いと思う。後悔はしていないよ。とても楽しかった。UFCにとっては歴史に残る大きなイベントだったと思うし、その一役を担えたこと、あのイベントでベストファイトができたことは、永遠に語り継がれるだろうね。大きなリスクだった。失敗したよ。もしあの試合で勝っていたら、すぐにノックアウトしていたら、あの試合(マカチェフ戦)を受けていただろうね。でもそれが試合というものなんだ」
ホロウェイに敗れたものの、ゲイジーは自身のファイトスタイルをこれからも変えるつもりはないと語りました。
「確かに激しく打ち合うことの定義を考えると、特にあのように眠らされることは、間違いなく打ち合いだと言える。でもまだ終わっていない。これからも戦うし、それが私の唯一の戦い方なんだ。たとえ戦い方を変えたいと思っても、それはできない。それが自分の戦い方だ。昔からずっとそうやってきた。そして次にそこに足を踏み入れるときは、地球上で最高のライブショーになる。(ホロウェイと)同じくらい良いダンスパートナーがいるかどうかはわからないけど、自分の意思は変わらないよ」