インタビュー・コメント

ブライアン・オルテガが将来的なライト級転向を示唆

今週末に開催されるUFC303では、ブライアン・オルテガとディエゴ・ロペスが対戦します。

UFC303はメインとセミの両方が中止になったためカードの再編を余儀なくされ、その結果急きょオルテガとロペスの試合が組まれることになりました。

しかしオルテガはこの試合が決まる前、ライト級への転向を視野に入れていたようです。

オルテガは『MMA Junkie』のインタビューで、フェザー級ではすぐに王座挑戦が出来ないため、ライト級への転向を選んだと語りました。

「9月14日にスフィアで試合をする話をしたんだ。私はイエスと言ったし、彼らもイエスと言ってくれた。みんなワクワクしていた。今の階級には対戦して欲しい相手がいないと言われたんだ。コンテンダーとかと戦わせたくないって言われたから、ライト級に転向することにした。相手は言えないよ。まだ実現するかもしれない。そうなることを願っているよ」

「私は試合があるからすぐにタイトル戦はない。マックスにはタイトル戦が保証されているし、ヴォルカノフスキーも同じだ。だからトプリアが試合をするとしてもマックスと戦うだろう。もしマックスが勝てば、マックス対ヴォルク4が行われ、来年までかかるだろうね。もしトプリアが勝てば、その後にトプリア対ヴォルク2が行われる。そうなるとやはり来年まで待たなければならない。だから私がすぐにタイトル戦が実現しないと言うのは、2人がしてきた飛躍や脅威のせいではない。ヴォルクはイスラム(マカチェフ)と2週間前のノーティスで対戦し、マックスは(ジャスティン)ゲイジーとフルキャンプだったとはいえ、BMFのベルトをかけて戦った。2人ともとにかく大変だった。みんな多くのことをやってきたんだ。だから私が今挑戦に値するかというと、それは違う。もちろん子供の頃からチャンピオンになることを追い求めてきた。でも現実と折り合いをつけなければならないし、それが今のこの試合の現実なんだ。それが今いる場所であり、これから行く場所だ。だから自分のキャリアを楽しもうじゃないか」

今回は準備期間が足りないものの、それでもUFC303への出場を決めました。

「誰が何と言おうと構わないが、2週間でトレーニングはできない。2週間の減量で、そのまま試合に臨むつもりだよ。ただ戦い始めるだけだ。できる限り多くの映像を見ることができるが、それでも十分ではない。何かに対処するには時間が足りないんだ。ただ体重を作って試合をする。クレイジーだが気に入っているよ。これが私が試合を好きになるきっかけになった理由だよ」

「最後にはなぜやらないのかって考えたんだ。興奮や緊張が起きたのはいつ以来だろうか?通常は2ヵ月あるし、トレーニングができる。2ヵ月も3ヵ月も頭の中で相手のことを考え、彼のことは全て知っている。映像も見たし、それぞれのポジションで何が悪くて何が正しいかもわかっている。でも今はただ、何のために?とにかく戦おう。我々はファイターなんだからね」