インタビュー・コメント

ロバート・ウィテカーがデュ・プレシの防衛戦にコメント

UFC305では、ドリカス・デュ・プレシがイスラエル・アデサンヤを4ラウンドサブミッションで下し、王座防衛に成功しました。

2023年7月のUFC290でロバート・ウィテカーもデュ・プレシと対戦したものの、2ラウンドTKOで敗れています。

ウィテカーは『MMArcade』で、デュ・プレシがアデサンヤに勝利したことについて語っています。

「彼は一見おかしなことをしているように見えるけど、そこにはそれなりの理由がある。私はそれを軽んじて笑いにしているんだけど、彼は凶器なんだ。真の戦士だよ。私はそれを自ら体験した。というのも彼は同じように扱いにくいパンチを打って私を打ち負かしたんだ。アデサンヤの試合でも私の試合でも同じような瞬間があった。それは1ラウンドのどこかで、パンチが見えたと思ったらパンチの邪魔にならないところに移動して、あいつは遅いって気づくんだ。『イージーすぎる。全部見えてるよ』って思っただろう。すると突然彼が殴って来るんだ。そしてその差をもう少し縮め始めると、彼はもう少しリスクを冒して飛び込んで攻撃するようになった。セーフティだと思ったその差を少し縮めるんだ。それから彼のパワーの要因もあるね」

決着がついたシーンについて、ウィテカーが解説しています。

「サブミッション前の最後の攻防で、アデサンヤは強烈なパンチを食らった。彼は素晴らしいあごを持っている。それでもあのような攻撃を食らってしまった。ドリカスもそれを見ていたのか、プッシュしてテイクダウンを奪うと、そのままバックに飛びついた。良い直観をしているよ。彼はあの動きのためにトレーニングを積んだと言っていた。見た目はいいが、それは彼のパワーの証明に過ぎない。なぜなら彼のパワーがあってこそチャンスを手にしたんだからね。分析すべきことはたくさんあるし、もしそうだとしたらということもたくさんあるが、彼に聞いてみないとわからない。でも要するに、アデサンヤは傑出していたと思う。ドリカスはただの戦士だし、彼を倒すために必要なことは理解している。全力を尽くす覚悟が必要だよ」