今週末に開催されるUFC306では、ブライアン・オルテガとディエゴ・ロペスが対戦します。
当初は6月のUFC303でフェザー級で対戦する予定だったものの、オルテガが減量に苦しみ、前日にライト級マッチに変更されました。
さらにイベント当日にオルテガが体調不良で欠場となり、わずか数時間のショートノーティスでダン・イゲが出場することになったものの、ロペスは判定で勝利しました。
オルテガは今週のメディアデーで、ロペスの試合を見て感じたことを語りました。
「ホテルの部屋に泊まっていてテレビで試合を見ていた。ベッドで横になったとき、彼の試合を見て、あれは俺がやるべきだったんだと思ったよ。でも同時に、あの夜そんな気持ちの持ちようではおそらく勝てなかっただろうとも思った。正直に言おう。もう少しで体重を作れるところだったから苦い瞬間だった。本当は欠場したくなかったが、選択しなければならない。折り合いをつけたんだ。でも、そうだね、これを終わらせて次に進めたのにという思いはあったね」
「申し訳ないと思ったよ。この2週間でいろいろあったのに欠場するのは自分だった。病気という状況を考えても自分を責めたよ。でも彼が実際に試合をすることになったのを見て、『よし、やろう、まだお金を稼げるんだ』って思ったんだ。唯一の疑問は、もし彼が今夜(ダン・イゲに)負けたら?ってことだった。つまりストーリーはここで終わってしまうからね」
オルテガは当日にロペスとの試合を欠場することになりましたが、ロペスとの再ブッキングを要求しました。
「ためらいは全くなかったよ。以前のことがあったからこそ火が付いたんだ。計量を行ってフェイスオフをやり、一通りのことはやり遂げてストーリーを始めたが、終わらせることはできなかった。土曜日にようやく終わらせることができるね。このストーリーがどのような結末を迎えるのか、誰にも疑念やそういったものを残したくはないんだ」
オルテガはライト級への転向をまだ考えているのかについて質問されました。
「100%だ。10月には(イリア)トプリアとマックス(ホロウェイ)の試合がある。そのあと来年に(アレクサンダー・ヴォルカノフスキーの)試合日が決まれば、ベルトを賭けて戦うことになる。今週末の結果次第で、ファンが俺に再挑戦の価値があると考えるかどうかが決まるだろう。でもどっちにしろ、目標は忙しくいることだし、フェザー級で何もなければ階級を上げるよ」