インタビュー・コメント

ダナ・ホワイトが敗れたラウントリーを称賛する

UFC307のメインイベントでカリル・ラウントリーは、アレックス・ペレイラに敗れたものの評価が高まっています。

ライトヘビー級ランキング8位でありながら王座に挑戦したラウントリーは、ペレイラとハードな試合を演じました。

試合後の記者会見でUFCのダナ・ホワイトは、試合に敗れたラウントリーを称賛しました。

「みんなが予想していたような展開にはならなかったのだろうか?みんなわかっていたことだ。みんな最初彼はランキング8位だってことで、ヤバい試合になるとわかっていただろう。どうなるかはわからない。今ならわかるけどね」

「彼は1ラウンドから恐れを知らず、ベルが鳴った瞬間から戦い始めた。恐怖心も緊張も不安もなかった。もしかしたら彼には緊張や不安があったのかもしれないが、もしあったとしてもそれを表に出さなかった。彼は史上最強の男に真っ向から挑み戦い始めた。最高だったね」

一方でホワイトは、王者のペレイラに対してもラウントリーと打ち合ったことを称賛しています。

「違いはローキックにあると感じた。彼がカーフキックを始めたとき、その足を破壊し、(ラウントリーは)プレッシャーをかけるのに苦労し、パンチ力や動き全てに問題を抱えていた。彼は計画的に突き崩し始めたんだ」

「(試合の)特集を見たとき、彼は『この男は打撃が強いし、タフだし、いろいろあって夢もあるけど、私のファイトIQがこの試合に勝つだろう』と言っていた。彼は特集でそう言っていたが、まさにその通りになったね」

「この男が成し遂げてきたことは驚くべきことだ。彼を(元ミドル級王者のアンデウソン・シウバと)比較したいだけではない。彼のやり方が違う。この男はどんな相手も破壊するんだ」