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イスラエル・アデサンヤ「ベルトを追うのではなく、ベルトが追いかけてくる」

イスラエル・アデサンヤは、土曜日の UFCサウジアラビア大会のメインイベントで戦う。アデサンヤが、オクタゴンに足を踏み入れたのは5年ぶりだ。

「また負けたくないとは思っていない、そんなふうには考えていない。ただ、勝つ準備をし、試合に臨んでいる。ただ試合に臨んで自分のやるべきことをやる、ベストを尽くすだけだ」とアデサンヤは語った。

アデサンヤは、負けるわけにはいかないという考えで戦ったことは一度もないと言う。

「マイアミでアレックス・ペレイラと戦ったとき、『勝たなくてはならない』という考え方を持っていた」と話す。「負けられないと言っているのではなく、勝たなくてはならない、だ。『ああ、負けられない、負けられない』と考えると、脳は『負ける、負ける、負ける』と認識する。だから、アレックスと4度目の対戦をしたとき、『勝たなくてはならない』と言い聞かせた。『勝たなくてはならない。勝て、勝て』という感じだ」と明かす。

結果はアデサンヤは第2ラウンドで強烈なノックアウトを決め、タイトルを取り戻した。

「プレッシャーは特にない。ベルトがかかっているわけではないが、タイトル戦のような気分にはなる。これまでもそうだったが、ベルトを追いかけたことはなかった」と語り「いつかはベルトが戻ってくると分かっていた。これからも勝ち続ければ、いつか戻ってくる。ベルトを追いかけているわけではない。でもベルトが追いかけてくる」とコメント。

彼はただ試合に出て、ベストを尽くし、楽しみたいだけだ。

アデサンヤの楽しむ姿勢が、どういう結果を生むのか。期待したい。